カイヤは家に帰って行った。
あたしは、一人部屋に取り残された。
また一人になっちゃった。


昨日、あたしはカイヤを男にしてあげた。
カイヤは、何度もあたしを貫き、その都度、たくましくなっていった。
そして、さわやかに去って行った。


「もう会わない方がいいよね」
そう言ったのはカイヤのほうだった。
「あなたがそう思うのなら」
あたしも、引き留めなかった。

「さようなら、なおこ」
「さようなら、あたし」