その男は「スナメリ」を想起させた。
剃り上げられた青い頭と、滑らかな白い肌。
陰毛も剃っているのか、まったくつるつるだった。
年の頃は二十代前半だと思う。

あたしは無口な「スナメリ」に舐められ、翻弄された。
「スナメリ」はなかなか挿入してくれなかった。
亀頭のピンク色の、長いペニスは、硬く、しなやかだった。
あたしはおっぱいの谷間に挟んで、その熱い体温を感じた。
「ヤケドしそうよ」
「ナオのパイズリでいきたい」
「あら、中出しじゃなくっていいの?」
「うん」
あたしは、唾をたっぷりソーセージのようなイチモツに垂らした。
そうして滑りをよくし、乳房の間に挟む。
バストファックとアメリカ人たちが言う行為。
にゅりっ、にゅりっ…
血管の浮き出た肉の棒は、微妙なねじれを生じて、あたしの胸肉を擦(こす)る。
「いいよ。それ」
「そうお?」
彼は、じっと挟まれた分身を見つめている。
「なんか、おれ、オナ禁してたから、だめだぁ」
びゅびゅっと、白い液体があたしの顎めがけて飛んできた。
熱い…
「スナメリ」君は、おとなしくなった。