下着を汚さないように、あたしはいつも裸になる。
小さな突起を中指の腹で押すようにほぐしながら、高まりを待つの。
仰向けでもいいし、お尻を高々と上げてうつ伏せになってもいい。
ひだの奥から水が湧くように、とろとろとジュースがしみ出してくる。
それがつーっと内ももを伝うころには小さな声さえ出始める。
「ああ、くっ…」
しばらくは指を離し、口元にその先を持ってきてキャンディを舐めるように自分を味わう。
「チョッ…チュッ」
甘いとも、しょっぱいともつかないあたしの味。
それから、自分のジュースを赤黒くふくらんだ乳首に塗り広げると、この肉の玉は敏感に反応してしこり始めるの。
「うううん」
やや左右不揃いのかわいい乳房は、あたしのお気に入りのパーツ。
もめば、もむほどに、あたしの息は荒くなり、忘我の境地に旅立つ。
もはや湿原は洪水となり、お尻の谷間を伝って、シーツに吸い取られる始末。
再び、あたしは指を水源に向かわせ、みだらな唇を押し開くの。
糸を曳くような音を立てて、指先は歯のない口に侵入した。
あたしはここまで来ると、容赦しない。
自分をとことんいじめる。
ずぼずぼと、男がするように指を抜き差しして、むずがゆくなるほどに快感を貪る。
「あーっ、あ、あー」
声はひとりでに大きくなり、コントロールできなくなるの。
気がつけば人差し指と中指の二本が根本まで押し込まれ、かき回していた。
手前を掻くように指を曲げると、失禁しそうになる。
実際、潮を噴いた経験もある。
そういうとき、膣がきゅーっと指を絞るのがわかるの。
小さな波が何度か寄せては引き、しまいに大波がやってきて、あたしの意識はどこへか飛んでしまうわ。
長い時間そうやって気を失っていたこともあるの。
正気に戻ると、ひんやりした股間の後始末のためによろよろと病人のように起き上がり、振り向けば、シーツには大きな染みができていたりする。
脇の下から汗の匂いが鼻をくすぐり、この削りたての鉛筆のようなあたしの香りを、あたしは嫌いじゃない。
男の人もたいてい、脇の下に鼻を押し付けてクンクンしてくれるから、案外、フェロモン的なものなのかもしれないわ。
あたしは、シャワーを浴びにバスルームに消えた。
小さな突起を中指の腹で押すようにほぐしながら、高まりを待つの。
仰向けでもいいし、お尻を高々と上げてうつ伏せになってもいい。
ひだの奥から水が湧くように、とろとろとジュースがしみ出してくる。
それがつーっと内ももを伝うころには小さな声さえ出始める。
「ああ、くっ…」
しばらくは指を離し、口元にその先を持ってきてキャンディを舐めるように自分を味わう。
「チョッ…チュッ」
甘いとも、しょっぱいともつかないあたしの味。
それから、自分のジュースを赤黒くふくらんだ乳首に塗り広げると、この肉の玉は敏感に反応してしこり始めるの。
「うううん」
やや左右不揃いのかわいい乳房は、あたしのお気に入りのパーツ。
もめば、もむほどに、あたしの息は荒くなり、忘我の境地に旅立つ。
もはや湿原は洪水となり、お尻の谷間を伝って、シーツに吸い取られる始末。
再び、あたしは指を水源に向かわせ、みだらな唇を押し開くの。
糸を曳くような音を立てて、指先は歯のない口に侵入した。
あたしはここまで来ると、容赦しない。
自分をとことんいじめる。
ずぼずぼと、男がするように指を抜き差しして、むずがゆくなるほどに快感を貪る。
「あーっ、あ、あー」
声はひとりでに大きくなり、コントロールできなくなるの。
気がつけば人差し指と中指の二本が根本まで押し込まれ、かき回していた。
手前を掻くように指を曲げると、失禁しそうになる。
実際、潮を噴いた経験もある。
そういうとき、膣がきゅーっと指を絞るのがわかるの。
小さな波が何度か寄せては引き、しまいに大波がやってきて、あたしの意識はどこへか飛んでしまうわ。
長い時間そうやって気を失っていたこともあるの。
正気に戻ると、ひんやりした股間の後始末のためによろよろと病人のように起き上がり、振り向けば、シーツには大きな染みができていたりする。
脇の下から汗の匂いが鼻をくすぐり、この削りたての鉛筆のようなあたしの香りを、あたしは嫌いじゃない。
男の人もたいてい、脇の下に鼻を押し付けてクンクンしてくれるから、案外、フェロモン的なものなのかもしれないわ。
あたしは、シャワーを浴びにバスルームに消えた。