Na・O・B・O・N

気ままに生きてます。だから気ままに書いていきますね。

2016年05月

男性って「サイズ」が気になるらしい。

あたしだって、バストがもうちょっと大きければナ…
なんてことは思うけれど、そういうのとはちょっと違う次元のようだわ。

ペニスにプライドがかかってるのね。
だからこだわるのかしら?

お客の八割が、「おれの小さいだろ」っていうのよ。
ほんと、みんな言うわね。

反対に「おれの大きいから、悪いね」っていう男の人はいなかった。まったく。
奥ゆかしいのは、日本人だからかしら?

それとか「ほかの人はどう?もっと大きい?」
はたまた「大きいのが好きなんだろ?おれのじゃ物足らないんじゃない?」

どうもアダルトビデオかなんかの情報で妄想が頭を巡っているのね。

ネットとかで風俗嬢が男性客のペニスについて語っているところがあるけれど、あれだって「サクラ」が書いてるって見え見え。
「黒人並がいい」
「でかいほどいい」
「粗チンはカンベン」
「ポークビッツ」だ「ポッキー」だ「「親指王子」だとさんざんこき下ろされる男性諸君。

本当の風俗嬢は、大きい客は嫌なのよ。
自分の「商売道具」が壊されかねないから。
小さいとどうもなくても、大きいと確実に痛い。
経産婦だから、処女だからとかじゃなくって、直径4センチもある大砲だと切れちゃうこともあるのよ。
「胎児の頭が通るから大丈夫」だとか書いてる人がいるけど、出産時は膣の筋肉が弛緩するのよ。
セックスの時と全く違うんだらね。
濡れた、濡れないの問題以前ですよ。

確かに、ビール瓶を逆からつっこめる女はいますよ。
そういうプレイを売りにしている人。
あれは訓練の賜物で、毎日、広げていらっしゃるの。
そのかわり、セックスは大味よ。
男性なんか、入れた感覚しないんじゃない?
がばっという感じでね。
なんか、素股のほうがいいかもって…

よく「20センチ」の大台をこういうサイトでは見ます。
バケモノですよ。
そんな長いの。
風俗嬢が「見た」と言ってるけど嘘だろうね。
「サクラ」の書く文章だからね。

あたしでも十五センチを超える人は知らない。
別に測ったわけじゃないけど、そのくらいが日本人の限界じゃないの?
たいてい、あたしのブログのアドレスになっている「5インチ」付近よ。
13センチ弱ってとこ?
日本人の平均もそのあたりをうろちょろしてるから。

たぶんね、勃起時の長さのデータを緻密にとっていくとねピークが三つくらいあると思うの。
10~11センチに最初のピーク、12~13センチに一番大きなピーク、ついで、14~15あたりに少し低いピークがある…
なおぼんによれば「正規分布」だというの。
正規分布は一つの山で線対称だけれど、何個かの正規分布のピークの重なりがあることも普通だといいます。

あたしの経験でも、10~11センチくらいの人は結構いましたんで、わかるような気がする。
それでも「小さい」とは思わなかったよ。
ちゃんと勃起してくれれば、ぜんぜん問題ない。

14~15センチの人もいたけど数人ですわ。
体格もよかったけどね。
まだ10~11センチ派の人数のほうが多い。

しかし、圧倒的に5インチ付近のお客さんが多いのは事実です。

違うのは太さかしら?
これは短いからといって細いかというと、そうじゃない。
亀頭だけ太い人もいるんだから。
ほんとキノコみたいに。
コンドームが破れちゃうんじゃないかという太さのひとはいます。
ぱっつんぱっつんでね、血が通わなくなるんじゃないか心配します。

でも多いのは直径3センチ前後だわ。
もうちょっと太くてもいいんだけど、正直、下の口ではわかりましぇん。
十分です。
フェラしやすいし。
太いのはフェラできません!
あごがはずれちゃう。
彼のが大きすぎて、あごの関節炎になった女の子いるんだから。
笑えないわよ。

あとね、なおぼんがデータ取りの特性って言うか、クセがあるから気を付けろって。
10~11センチの人は、たぶん「おれのは小さい」と思っているはずだから、そういうひとは声をあげにくい。
だからデータに反映されない人数がもっと多いはずだと言うの。
14~15センチの人は堂々と言うだろうから、まああんな数字でしょう。
「下振れ」するわよ日本人のペニスデータって。
あたしだってそう思うわよ。

新宿歌舞伎町は眠らない街だ。

ホストの銀次(GINJI)は、まだあどけなさを残す十九歳だった。
もちろんこの業界ではすべて二十歳以上と称している。
そうでなければお酒の相手ができやしない。

クラブ「花園」のホストたちは、どちらかというと「地味」であり、それがウリになっている。
成城の有閑マダム御用達というところか…

あたしは、GINJIと同棲していたことがあった。
そのころの話。

正月も十日をすぎれば、ホスト稼業も落ち着く。
まさか「十日えびす」でマダムが福の神になって馳せ参じるということもない。
彼女らが「商売繁盛」を願わなくても、有閑を満喫しておられるのだから。
そういった平和な世界にもクスリは蔓延する。
あたしがそれに手を出したのも、GINJIが面白半分に「ハーブ」をやりだしたからだ。
ある種のハーブは、催淫効果が甚だしく、熟女を狂わせ、性の奴隷にできるともっぱらの噂だった。
その名を明かせないのが残念だけれど、それはもうすごい陶酔の世界だった。
あたしは、何人もの男に回され、気絶した。
あたしから求めたんだとGINJIは言うのだが…
成城マダムもそれほしさに、何度も「花園」に「百夜(ももよ)通い」し、ホストたちの餌食になったという。

「ナオ、おまえもこれ、ほしいんだろ?」
「もういやよ…あんなに狂っちゃうなんて、あたしこわい」
「でも、体は、どうもないだろ?」
「まあ、ちょっと激しい運動した後みたいな」
「そうだよ。体にいいんだよ***は」
「ほんとぉ?」

なおぼんに「一次結合」する前の話なので、あたしはバカだったから、GINJIの手玉に取られて、セックス三昧だった。
よく妊娠しなかったと、今でもぞっとする。
もし妊娠しても誰の子だかさっぱりわかりゃしない。

***というハーブは、食べても太らないということでも有名になった。
麝香(じゃこう)が混ぜてあって、薫香にして着衣に沁ませることもあった。

「GINちゃん、ほしいの。あんたの硬いやつ」
あたしは、ハーブのせいでそんな、はしたないコトバを吐いて誘った。
GINJIはギンギンに勃たせたイチモツをあたしの顔に押し付ける。乱暴に。
「ほら、ねぶれよ」
はぷ…
口にねじ込まれ、あたしはえづきそうになる。
おあえっ…
容赦なく彼は鋼(はがね)のようなブツをつきこんで来る。
唾液が口の端からぼたぼたと流れ落ち、あたしの胸元を汚した。
「し、下の口に入れてよ」
あたしは、辛いので、はやく普通に貫いて欲しかった。
「わかったよ。犯(や)ってやるよ」
あたしの両足はおもいきり左右に開かされ、GINJIが押し込んでくる。
ぎゃわっ!
まだ潤いが少ない時期で、痛かった。
「きついな。ナオ」
「いたいっ」
「おれのがでけぇってか?はははっ」
いたぶるように、笑って、ギラギラした目をあたしに向ける。

その時、GINJIはまだ十九にならないのに、経験した女の数は三桁だと豪語していた。
金髪に近い、脱色した頭がオーラをまとっているように見えた。

彼の初体験は十一の夏で、担任の先生だったという。
足立区の小学校で、かなり荒れていたそこは、先生もおかしかったそうだ。
職員便所につれこまれ、「センコーにフェラで抜いて」もらったそうだ。
十一で精通があるというのも早熟だけれど、その行為も早熟すぎないか?

巧みな腰使いで、早くも、あたしは逝かされた。
ハーブのせいもあるのかもしれない。
クリスタルキャッチャー付きグラインダーで草を潰し、火をつけてボング(水パイプ)で吸い込む。

ああ、GINJI…
思い出して、あたしは一人エッチにふけった。

Yの手のひらがあたしのほほを撫でる。
「なおは、ずっとトウキョウ?」
「生まれは京都。でも高校からは麻布」
「へぇ、関西人なんだ。コトバはぜんぜんこっちの感じだね」
「ま、ね。直したのよ。必死で」
そうしないといじめられると思ったからだ。
「たまに出る?関西弁」
「油断したらね」
Yの胸にはシルバーのネックレスが光る。
ペンダントトップは銀のIDプレートだ。
昔は鍛えていたのだろう、発達した大胸筋と、シックスパックがうっすらと残る。
あたしはつや消しの肌にくちびるを這わせる。
あわい塩味を感じながら…

「おれさ陸自にいたんだよ」
意外なことを、Yは口走った。
「今は?」
あたしはトランクスの上からペニスをなぞりながら訊いた。
「コーヒー豆の商社で働いてる」
「自衛隊、辞めちゃったの?」
「上の人を殴っちまってさ」
自嘲気味に、口を曲げてYが言う。
Yの顔は日本人なんだけど、どこかクリント・イーストウッドの若いころに似ていた。
好きな顔だ。
あたしの手で、それは硬さを増していった。
女に慣れているというのか、最初から硬くしないのだ。
若い子だと、部屋に入った途端にビンビンに尖らせていることが多いのに。
男も四十近くなると余裕が見えるらしい。

「出しちゃおうっかな」
あたしはトランクスの腰ゴムに手をかけて下ろそうとした。
Yも腰を浮かせて助けてくれる。
バインと弾けてそれは姿を見せた。
太いが、それほど長くはない。
色素が多いのか、かなり黒い姿だった。
亀頭は膨れ上がり、つやつやしていた。
あたしは、それを遠慮無く握り、しごいてやった。
「どうだい?おれの」
「すごい元気」
「あんまりでかくないだろ。なおちゃんは、いっぱい見てんだろ?」
「そりゃ、まあ。でもみなさん、これくらいですよぉ」
あたしは、おどけて言った。
「そうかい…舐めてくんないかな」
「いいわよ」
待ってましたとばかりに、あたしは髪をかきあげ、てらてらと顔が映りそうな亀頭にくちびるを当てた。
はぷ…
むせるような男の香りが口から鼻に抜ける。
陰毛は手入れしてきたのか、短く切りそろえられていた。
彼をくわえながら、あたしは最後の一枚となったショーツをもぞもぞと脱いだ。
「なお…うまいな」
あたしは舌先をたくみに使いながら、彼の敏感なところをつつきたおしていた。
けっこう、太くってあごがだるくなってくる。
ふはぁ…
「ああ、気持ちいいよ」
十分硬いので、
「乗りましょうか?」と尋ねた。
「そうだね」
「イーストウッド」は、はにかんだように同意した。
あたしは彼をまたぎ、覗きながら、ぱんぱんに膨らんだ亀頭を自分に導いた。
もう潤っているはずなので、簡単に呑み込むはずだった。
にゅる…ぬち…
「ああ、入ってく」
「硬いわぁ。たまんない」
「なお」
「Yさん」
あたしは背筋を伸ばして、彼を感じた。
彼の「鉄筋」はあたしを真っ直ぐにした。
あたしは動いた。
あたしだって気持ちよくなりたい。
潤った膣は、彼を絞るように締めた。
ぬち、ぬち、ぬち…
「コンドームしてねぇけど」
「いいのよ。お薬飲んでるし」
「出していいのか?」
「いいわ。Yさんなら」
「どういうことさ?」
「あなたが気に入ったって言ってるの。こういうお仕事だって、やっぱり相性っていうものがあるじゃない」
「そりゃそうだ。じゃ、遠慮無く」
「来て」
彼は下から突き上げてきた。
あたしは倒れそうになるくらい揺らされる。
しっかりとYはあたしを支えてくれる。
やはり軍人は強い。
じきに体位が入れ替えられ、あたしは下になって、Yが上から差し込んできた。
きゃわっ
「ほほう、締まるね」
お乳が痛いくらいにつかまれ、揉み込まれる。
少し大きめのお乳は形が崩れるくらいにYにもてあそばれた。
それがまた快感を誘う。
Yの腰の動きが早くなった。
逝くのだろうか?
彼の汗が雨漏りのようにあたしの顔に降り注ぐ。
獣のような体臭があたしを包む。
血が逆流するような錯覚が起こり、彼が吠えた。
「うああああっ!」
どくっ…
あたしのなかで彼が膨らみ、噴出させたようだ。
あたしは抱き寄せられ、口を吸われた。
「でたぁ」
一言そう言って、離れてくれた。
じゅぽん…
あたしから、栓が抜けて、愛の証がお尻の方に流れ出ていくのがわかった。
あわてて、Yがティッシュを当ててくれる。
「ずいぶん、やっちまったな」
ひとりごとのように言って、始末をしてくれている。

Yは独身で、女とはこういう関係でしかつきあったことがないと後で聞いた。
男ばかりの世界で生きてきて、恋愛らしい恋愛もせず、性欲だけを吐き出してきたと言うのだ。
それも悲しい人生なのだなと、あたしなりに思ったわ。

Yはその後、もういちどさせてくれと言い、あたしも応じた。
いい男だった。

磁束密度(B)に面積(s)を掛けたものを磁束というんだって
磁束密度と掛けるべき面積は互いに直交していなければならないの。
磁束はφ(ファイ)で表すんだよ。
磁束はスカラーでもあるの。
一方、磁束密度はベクトル量です。
以下、断りなき場合は、小文字がスカラー量、大文字がベクトル量を表します。
φ=Bs
磁束の単位はWb(ウェーバ)です。

磁束密度とは磁場の強さH(A/m)に透磁率μ(N/A^2)を掛けたものをいうの。
B=μH
磁場の定義はm(Wb)の磁極(磁束)を置いたときの磁力F(N)が働く場であり、
F=mH
です。
電場でのクーロン力と同じだわ。
だから、電荷q(クーロン)、電場E(V/m)より、
F=qE
電場Eに置かれた電荷qが受ける力Fということね。

電場は電界とも言うわ。
電場は距離r(m)の関数よね。
F=qE(r)
とも書けるのよ。

あたしは、実はコンパニオン派遣会社の登録社員なんです。

だから、ビッグサイトなんかの展示会に呼ばれたりするんですよ。

ただ、お客様も取る…

お手当がいいから。

会社はブラック企業に属すると思います。

というか、住吉会系の会社だと聞いてます。

あたしはそこの幹部の愛人でもあるの。

飼われてるっていうことかな。

幹部のA.S.は、あたしの親代わり。

だから、なにも怖くない。

あたし、IUD型のGPSチップがあそこに嵌めこまれてんの。

避妊効果もあるから、一石二鳥だと彼は言うわ。

だから、どこにいてもA.S.にわかってしまう。

あたし、逃げはしない。

だって、逃げても生きていくところがないから。

「乃木坂」風の格好でごまかしてるけど、汚れまくっています。

アイドルを刺した岩埼友宏とか言う男は、柔道やってたとかですごく大きなやつだったらしいわ。
あれじゃあ、冨田さんも逃げられないわ。

あの顔、見た?
どこ見てんのかわかんないつり上がった小さい目
ひどいブ男だね
あの顔で、勘違いするんだから、死んだらいいのに。
性格も変らしく、良いように言う人いないね。

自己愛強すぎ。あの顔で(笑) 

絶対、チェリーだと思う。あたし
 
 小柳津(おやいづ)とか言う変なやつに、あたしブログストーカーされたことあるの。
しつこいコメでね、自分のことしか書かないのよ。
それも、エッチネタばっかし
正直、キモかったわ
 

ストーカーってクズだよね。

どうしてあんなことできるんだろ?

勝手に腕時計を送りつけて「贈り物の意味はわかるか」だなんて、メンヘラじゃん。

なおぼんなら「返討ち」にするだろうな。

警察なんかあてになんないし。

ほんとキモイ。

勝手に自分の世界をつくっちゃって、価値観を押し付けて、何様(なにさま)なのよ。

どうせインポで、ちっさくって、包茎なんじゃないの?

ぜったいドーテーだわ。

あたしが「第一級アマチュア無線技士」の試験を受けて、合格して、免許証をもらい、大谷本廟の「後藤尚子」のお墓にそれをお供えするというのが、あたしの使命だそうだ。

大谷本廟は「西大谷」と京都では親しまれている、浄土真宗の墓地というか霊園だ。
「本廟」は西本願寺のもので、東本願寺は大谷祖廟というらしい。

あたしはこんな資格はいらないし、はやく合格して、免許証を収めてこの呪縛から逃れたい。

だいたい「アマチュア無線技士」って何よ。

「無線」がそもそもわかんない。

「無線LAN」ならうちにあるけど。
あんなもの使うのに資格はいらないし。

まあ、あの人の膨大なクズデータのなかにその資料はあるだろうけど、アクセスする気にもならない。



あたしはこれまで「原付き」以外は無資格で、高校をやっとこさ出してもらって、ほぼ無学歴で来た。

クルマの免許さえ持っていない。

原付きは持ってたけど、乗らなくなって身分証明のためだけに所持している。

ふる里に帰れば、田んぼはあるけど、百姓をする気はさらさらない。

弟が継げばいいのよ。


東京電機大学の問題集をぺらぺらめくりながら、あたしは腐っていた。

このお天気のいい日に、お勉強だなんて。

冨田真由ちゃん、かわいそうに
あたしも、怖い客に追いかけまわされたことあるの

助かってほしいな

サイコパスなんじゃないの?犯人

彼女のツィッターにわけわかんないツィートを、しつこく書き込んでたらしいから

刺されて意識不明の重体って心配停止じゃない?

やだよ

 

「どうしたの?硬くならないの?」
「ああ、どうしちまったのかな」
「こういうとこ、初めてなんじゃない?」
「え?ああ、初めてってわけじゃないんだけど…」
「ま、いいや。時間はあるんだから、リラックスしましょ」
あたしは、Nの肩をたたいて、ベッドサイドに腰を掛けた。
Nの股間は、元気なくうなだれたままだ。
それも「包茎」だった…

大きさは、普通だと思うが、いかんせん勃(た)たないことには、どうしようもない。

あたしは手を伸ばして、その柔らかな「男性」を握ってみた。
Nが息を吐く音が聞こえる。
深呼吸すればなんとかなるものなのだろうか?
「あなた、女の子と寝たことあるの?」
「あ、あるさ」
「そのときは、大丈夫だった?」
「う~んと、大丈夫だった」
まるで子供のような受け答えである。
怪しいものだった。
「あたしがお好みに召さなかったのかしら?」
「そんなことないです」
そうやっているうちに、すこし硬さがみられた。
皮もむけて、赤い肉が常に出たままに、大人の様相となった。
ただ、まだ「半立ち」である。
こういう時は、覆いかぶさってやるのがいいのかもしれないので、あたしは彼を押し倒すようにかぶさってやった。
「あ、お…」
「あたしにまかせて。ね?」
あたしはキスを浴びせて、股間の手は緩めなかった。
胸板にあたしのおっぱいを押し付けるように、少し激しく振る舞った。
「ああん、Nちゃん」
ちょっとばかし「お姉さん」風にしてやるのが、若い経験の少ない客には功を奏することを知っていた。
「ほら、どう?あたしの体、Nちゃんが欲しくてほてってるのよ」
「そ、そうですか?」
「こんないいおちんちん持ってるのに、あたし、たまんないわ」
「おれも、なおさんが、好きですっ」
「Nちゃん…」
するとどうだろう。勃ってきたではないか。
根本から直角に立ち上がり、亀頭はてらてらに輝いて、見事に上を向いている。
カリの鋭角も美しい。
そんなに大きなシロモノではなく、「並」と思う。
あたしは、あまり大きなペニスは好きではない。
咥(くわ)えるにしても、大変だからだ。
握って腕くらいある巨根には、参ってしまった。
「こんなもの、入るわけがないわ…」
結果的には、入れられてしまったわけだけれど、元に戻んないんじゃないかと数日間、心配だったもの。

「よさそうね?入れてみる?」
「は、はいっ」
もう、こっちのペースである。
先生と生徒みたいなシチュエーションになってしまう。
M字開脚して、Nを促すと、がっつり四つに組んで挑んでくる。
むりっと先端があたしをくぐり、奥の方に滑り込んでくる。
処女よりずっと入れやすいはずだ。
「はいってしまった」
Nが、満足気に言う。
「動いていいのよ」
「はい」
腰を引きすぎて抜けてしまった。
「おっと」
ずぼり…
乱暴に突っ込んでくるが、あたしもいい気持ちになりかけなんで、少々乱暴にされたほうがよかった。
速いストロークで、腰を使ってくるのでよく抜けた。
そして思い出したように前に倒れこんで、分厚いくちびるを押し付け、キスを求める。
はぷ…
あたしはコンドームをつけさせていないことを思い出したが、もう、今更言うのも興ざめだろうからあきらめた。
中に出されたら、それでもいいやと思っていた。

「な、なおこさん…おれ、いいですか?逝って」
「い、いいわよ。できたら外に出してほしいな…」
「で、ですよねっ」
「うはっ、いぐっ」
すばやく、Nは腰を引いてくれて、激しく飛ばしてくれた。
その飛距離はいままで経験した誰よりもすごかった。
あたしの頭を越えて、枕元の電話機にまで飛んでいたから。
当然、あたしの顎(あご)にもかかった。
「うあ、すいません。いっぱい汚しちゃって」
「い、いいのよ。元気ねえ。若いから…」
おっぱいからおへそにかけて、とろりと白い流れができている。
ティッシュを取って、あたしはNにも渡し、あたしも拭いた。

一戦の後、冷たいものを飲みながら話したところ。
Nは二十一だそうだ。
ほんとは、彼女らしいひとはいたんだそうだけど、セックスまでには発展せずに終わってしまったらしい。
その後、風俗でめでたく(?)初体験をいたしたそうだ。
そして、あたしと事に及んだけれど、中折れという災難に遭う。
心優しいNは、とても気に病んで、しきりに謝るのだ。
「いいのよ。だれだってそういうことはあるのよ」
「なおさんのことが嫌で勃たないわけじゃないんで…」
「わかってるって。気にしなさんな。もう一度やってみる?なんなら」
「いいですかっ?」
「時間あるし、いいわよ」
Nは、ぜんぜん問題なく二戦目をやってくれた。
心の問題なのである。

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