Na・O・B・O・N

気ままに生きてます。だから気ままに書いていきますね。

あたしを知っている人はするどい。

カイヤは家に帰って行った。
あたしは、一人部屋に取り残された。
また一人になっちゃった。


昨日、あたしはカイヤを男にしてあげた。
カイヤは、何度もあたしを貫き、その都度、たくましくなっていった。
そして、さわやかに去って行った。


「もう会わない方がいいよね」
そう言ったのはカイヤのほうだった。
「あなたがそう思うのなら」
あたしも、引き留めなかった。

「さようなら、なおこ」
「さようなら、あたし」

カイヤのペニスは十二センチほどの立派なもので、ちゃんと剥けていた。
そしてサクサクとした下萌えで飾られている。
「あんた、いくつなの?」
「十七」
「すごいね。これ」
「ちいせぇだろ」
「ううん。おっきいよ」
「ふん。そんなこと言って、たくさんの男を連れ込んでんだろ?」
「どこでそんな乱暴な言葉を覚えたのかしら?レディに向かって失礼ね」
あたしはプンと口を尖らせた。
「ごめん。でもナオコさん、遊んでそうだから」
「あら、そう見えて?」
「だって、おれにさせてくれんだろ?」
「あなたが好きだからよ。だれでもってわけじゃないわ」
あたしも出まかせを言っている。
コールガールが何を言っているのだろうか?
「おれが好き?こんなガキのどこがいいんだよ」
「あたしね、弟がほしかったの」
「弟って…じゃあ、ナオコさんは弟と寝るってわけ?わかんねぇな」
なかなか理屈を言う少年だった。

「じゃあ、しないの?」
「い、いや、そういうわけじゃ」
あたしが、ちょっと拗(す)ねてみたら、カイヤはあわてた。
「さ、寝てごらん」
「うん」
「ドクドクしてる。一人エッチするの?」
「何だよ…するに決まってるだろ」
「こんなふうに?」
あたしは、熱いペニスを柔らかく握って上下させた。
「うあっ」
「気持ちいいでしょ。自分でするより」
「ああ」
先走り液がにじみだし、亀頭はつややかに張ってきている。
反り返った男の子は、あたしを濡らした。
こんなの入れられたら、さぞかし気持ちいいだろうな…
「やべぇよ」
「出ちゃう?」
「お、おれ、初めてなんだよ」
恥ずかしそうにカイヤが告げる。
「いいよ。出しちゃいなよ」
「そ、そんな。ああ」
あたしはしごく手を早めた。
びくびくとカイヤが痙攣し、温かい液体を噴き上げた。
何度も、何度も。

カイヤは寝る時、私と離れて寝る。
あたしはベッドで、彼はリビングのソファで寝る。
「ねえ、こっちにおいでよ。一緒に寝ようよ」と誘うが、はにかんで「いい。ここで」って言う。
私は、今日こそはという覚悟で、
「さみしいから、一緒に寝て。お願い」
と、めいっぱい、子猫のようにカイヤにしなだれかかった。
「え…し、しょうがないな」
お風呂上りの上気した少年は、濡れたような唇で答えた。
私には「この子をいただくんだ」という強い意志があった。
もう我慢できないの。
なんでだろう。
いつも大人の男ばかり相手にしていて、まだ「男」になっていない少年を自分の手で「男」にしてあげる快感を得ていない。
これこそ、女の、母性の発露じゃないだろうか?
あたしは人の親になれない体。
しょせん、あたしは「あばずれ」よ。
だったら、かりそめのこの少年にその気持ちをぶつけてみたい。

「何考えてんのさ」
カイヤのほうが怪訝な顔であたしを見つめている。
「あ、ごめんなさい」
「寝るんだろ?寝ようよ」
なんだか、彼の方が大人みたい。
あたしたちはベッドの掛け布団の中に包まれた。
リモコンでLEDの室内灯を落ち着いた光量に落とす。

あたしたちはしばらく天井を見つめていた。
口を開いたのはカイヤだった。
「ね、あの、このまま寝るの?」
「どうしたい?」
「おれ、だめだよ。やばいよ」
「なにがやばいの?」
あたしはじらしてやろうと、意地悪く訊いていやった。
「こんなとこに一緒に寝てたら、やっちゃうかも」
「あたしを犯す?」
「いいのかよ」
「やれば。男の子なんだから」
がばっと、彼が起き上がって、かぶさってきた。
「やるよ」
「やったことあんの?」
「な、ない」
「ないんだ…生意気言って。お姉さんに任せてごらん」
そういって、股間に手を伸ばして「お道具」を確認した。
「おお、すごいじゃない。ちゃんと硬くしてくれて」
「もう、ビンビンだよ、さっきから」
「ふふ、ごめんね。脱ごうよ」
「うん」
カイヤが初めて素直になった。

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